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2008年 03月 09日
≪リム:マビック650A≫
≪ハブ:シマノ600SF36H、F100・R120→同ジュラエースLF36H、F100・R120≫ ≪タイヤ:ブリジストン26・1 3/8(タイヤ表記)≫ ≪チューブ:不明≫ ≪リムフラップ:ビニールテープグルグル巻き→パナレーサーPoly-Lite≫ ≪ニップル&スポーク:不明→不明(シルバー)≫ 今回のアッセンブル見直しの目玉の一つがハブの変更である。完成当初はシマノ600のスモールフランジで組んでいたが、これをグレードアップしてジュラエースのラージフランジに替える。 ネットオークションで購入。デュラではなく、あえてジュラと呼ぼう。 なぜ高価なオーダーフレームにシマノ600のハブなのか?一応理由らしきものはあった。 『そこまで高価なパーツは付ける必要は無い。』 これは当時の私のひねくれた考えから来るこじつけで、華美なオーダー車へのアンチテーゼとでも言うべきか。誠にしょうもない考えで、せっかくのTOEIのフレームが随分見劣りした・・・と言えば600ハブに失礼だ。シマノ600のハブは精度も仕上げも劣るとは言え極めて実用的で、LFの肉抜き穴の硬派なデザインはむしろジュラより私の好みである。ではなぜ、ランドナーの主流であるLFではなくSFだったのか? 『ガンガン走るのがポリシー故、軽量化優先、趣味性など関係ない。』 もう若気の至りというか、赤面至極・・・。 結局ほとんど走る事がなかった600ハブ。経年劣化が痛々しい。可哀想な事をしてしまった。 年齢を重ねて趣味性に傾いたと言う事もあるが、LFに変更する本当の理由は別にある。 『SFよりもLFの方が衝撃吸収に勝り、ツーリング車にはふさわしい』 という説をどこかで仕入れたのである。くどい様だが、私はこういった“理論”に非常に弱い。 お気に入りのマビック650Aリム。緑色のシールの590の意味は不明。(注:後日これはビートワイヤー径とご指摘あり。やのさん、ありがとうござぃました。) ハブは変更したものの、リムはそのままマビックを使う。この中空リム、非常に軽量で気に入っているのだが、実は一つだけ不満点があった。それはこのリムが片ハトメである事だ。 リムフラップを使えば関係ない、と言えばそれまでだが、どういう訳か私は長年“これが両ハトメだったらいいのに”と、ずっと気にしていた。確かに内側にもハトメが入っていれば、スポーク穴のエッジはマイルドになる。そんな細かい事を気にし続けて20年。いつの間にかどうでも良くなってきたのは、優れたリムフラップが登場した事も背景にあった。 パナレーサーブランドのリムフラップ(包装の一部より)。 昔はこんな物は無かった。 クリンチャーリムの定着のせいか、MTBブームのおかげか。昔はリムフラップと言えばゴム製しか無かった(と思う)。しかしゴム製のものは内部でずれて、スポーク穴のエッジでタイヤチューブを傷付けることも有る。実際その経験もあったし、だからこそ神経質になっていたのかもしれない。完成当初はビニールテープをリム内側に巻いていたのだが、目に触れないとは言え貧相な負い目は絶えず抱いていた。しかし10年程前、地元のお店で見つけた樹脂製?のリムフラップを購入し、いつかこのランドナーの為に使えるかもと保管しておいたのである。一応26インチ用となっているが、MTBの26インチは650サイズとは異なると聞く。実際に使ってみるまでは不安だったが、問題なく納まってくれた。耐久性も問題無い・・・と思うがこれは年数が経ってみてからの検証事項。 はめ込みは若干窮屈だったが、不自然と言う程でもない。 ハブの引越しは、フレームオーダーの窓口になってくれたお店でお願いした。面倒なホイール組みをお願いするのは恐縮したが、親父さんは『そりゃこのハブの方がずっといいよ』と喜んでくれたのが嬉しかった。スポークとニップルは全て新品に交換(旧スポークは交換の際にニッパで切断、ニップルは破棄?)。新しく組まれたスポークとニップルの銘柄は全く分からないが、そのあたりはなぜか私は無頓着。我ながらこの落差は理解に苦しむ。 ブリジストンのタイヤはアメゴムのサイド部にかなりの経年劣化が進んでいたが、なにせほとんど走っていないのでトレッドパターンは新品に近い。余りにもったいないのでそのまま使うことにした。こいうしてひとまずホイールは完成。
by james_y1964
| 2008-03-09 10:24
| 『Project究極のランドナー』
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Comments(5)
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やの
at 2008-03-10 21:14
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590はタイヤのビートワイヤー径(mm単位)を表しています。700Cは622、650Bは584です。余談ですが、パナレーサーで開発にあたっていらっしゃる方は大工大CCのOBです。
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ジェームス吉田
at 2008-03-11 20:23
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やのさん、ご教授ありがとうございます。全く予想もしてませんでした(恥)。私の苦手ジャンルの一つが、ホイールの規格。何度調べてもマスターできないのです。その上MTB用の規格が加わった日にゃもう何が何だか。・・・ちなみに私のこの組み合わせ、タイヤがリムにかなり入りにくいのですが、何か間違ってるのですかね?それとも単なる相性?
使えない事は無いのですが、今回もかなり四苦八苦しました。
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やの
at 2008-03-14 11:38
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タイヤサイズは、インチ&分数の英国表示、ミリ&ABCDの英国表示、さらにインチ&小数のHE規格などがあってややこしいですね。ですから、最近はビートワイヤーの径で表示するETRTO(ISO)表示も併記されることが多くなりました。(下のアドレスのページを参考にしてください)
http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/tire_size.html さて、タイヤのはめ合いですが、以前乗っていた自転車でマビックの650Aリムにトリムラインの35Aを使っていたときにはすんなりはまっていたので、一方が大きめそして他方が小さめという状態になっているのではないでしょうか。
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やの
at 2008-03-14 11:39
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ミリ&ABCDの「フランス」表示ですね。ごめんなさい。
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james_y1964 at 2008-03-20 06:52
やのさん、レス遅くなって申し訳有りません。長期出張から帰ってまいりました。
リムとタイヤのサイズには、相性と言うものもやはりあるのでしょうか。マビックのリムはキツイ、といった話も過去に聞いたことがありますが。 で、早速ご紹介頂いたサイトを開いてみると・・・うわあ、詳しい!規格の一覧表に目がチカチカすます(涙)。けどありがたいです。時間がある際に、じっくりと勉強ささて頂きますね!
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