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2016年 11月 23日
話は今年の春まで遡る。
2016年5月某日、場所は三本松の居酒屋『吾割安(ごわりやす』。お相手は、九州から四国を横断する、500㎞の大旅行を遂げたシクロツーリスト誌のT編集長。自転車談義が弾んでいるところ、マスターが 『自転車に乗ってんなら、紹介するよ。今から来てもらうね。』 そう言って電話で呼び出したのが(!)地元手袋製造メーカーのU社長であった。 程なくして現れたU社長は気さくな方で、実年齢よりもずっとお若く見えるジェントルマン。初対面とはいえ地元自転車乗りの仲間、T編集長とも一緒に大いに盛り上がったのだが・・・・その時の記憶は半分以上残っていない。盛り上がり過ぎた我々は、翌朝、二人とも近年まれにみる二日酔いに見舞われたのであった。 それから4か月後、U社長からメールを頂戴する。兼ねてから準備を進めている自転車イベント『ツールド103(とうさん=東讃)』の打ち合わせも兼ねて一席設けるのだが、同席いかが、とのお誘いだった。断る理由などあるはずもない。むしろ私なんぞがご一緒していいんだろうか、と懸念したが、それは杞憂であった。U社長を含むイベント実行委員会の方々と、楽しいひと時を過ごすうちに、このイベントへの興味が沸々と湧いてきたのである。 詳細はイベントHPを参照。 パンフレットからは、いわゆるロングライドのイベントといった印象を受ける。おそらく参加車両の99%は今どきのロードバイクだろう(勿論そんな規定はないが)。ランドナー乗りの私など、かなり場違いなイベントではないか。高速巡航の集団走行など、とてもじゃないがついていけない。 しかし、パンフレットを熟読し、スタッフの方々の熱っぽい話を聞いているうちに、どうもそれは偏見からくる先入観らしい事に気付き始めたのだ。これは実際に見てみなければ。 『大してお役に立てませんが、当日は少しでもお手伝いさせて貰えませんか。』 正式なスタッフという訳ではないが、私は『自称・オブザーバー』という怪しげな肩書をひっさげ、イベントに参加することになった。以下は裏方の皆様の活躍を含めた、フォトレポートである。 不特定多数である参加者の画像は一部加工したものを掲載させていただきます。 主催者側および公人として差し支えなさそうな方々の画像はそのまま使わせていただきました。問題があるようでしたら、コメント欄にてご連絡ください。 6時過ぎに到着してみると・・・ 実は私は前職時代に一度だけ、修学旅行の添乗員を務めた事があり、 その遺構に寂しいものが胸をよぎる。 出張してもらえるのは極めて異例の事らしい。スタッフの尽力の賜物です。 生島氏の挨拶から。 たまき雄一郎議員の秘書の方からも代理でお言葉を。 競輪選手を務めておられた三好章仁氏から。ものすごく バイタリティーのあるこの方の挨拶には、皆さん度肝を 抜かれてました(おかげで私も写真を撮り忘れ、画像は後で 撮らせて頂いたものです・大汗)。 両氏による、走行時の注意点等の説明です。 90秒ごとにスタート。ここから私もクルマでコースに 出てみます。 中学時代の同級生。絶品シイタケを栽培してる農家です。 エイドステーション、五名コミュニティーセンター(旧五名小学校跡) 東かがわ市はパセリの生産も有名。 両コース兼用) イベントをほぼ終わりまで見させて頂いた感想は・・・ 『こりゃスゲー! 次は走る側で参加したい!!』 まずイベントの規模に驚き、その準備に東奔西走したであろう実行委員会の方々の努力に頭が下がる思いだった。 当初は『ロングライドイベント』と感じたツールド103だが、むしろ『市民サイクリング大会』と呼ぶ方が実態に近いし、そもそもイベントの趣旨はそこにあると聞いた。語感とのわずかなギャップは否めないが、集客その他の事情を考えれば、今風の“ツールド云々”というネーミングは仕方ない。 都会ならともかく、ローカルエリアでは(トレーニング走行は別として)仲間と一緒にサイクリングする機会には恵まれない自転車ファンは少なくないのではないか。同じ自転車乗りの仲間として、ワイワイ楽しく話しながら走行するのが楽しいのは言うまでもない。たとえそれが初対面のライダーだとしても。そこに自転車の車種など関係ない。 そして本イベントは、とにかく至れり尽くせりのサイクリングなのだ。出発時には案内人も兼ねたガイドライダーが同伴し(最後まで同行を強制するものではない)、コースミスの可能性があるポイントには係員が配置されている。幹線道路を横断する箇所は巧みにアンダーパスに誘導するなど、心憎いばかりである。 エイドステーションで配られるご当地飲食物も魅力的で、これ目当てに参加しても良いと思う程。 そして何より、コースが良い。その名の通り、103(東讃)のサイクリングコースとしては外せないルートをしっかり網羅しているのは、地元の自転車乗りが主催している証。実際、その一部は私が先日主催した『四国讃岐の片隅ミーティング』とすっかり被っている。(余談だが、海沿いの鶴羽から内陸に抜ける細道のルートは、地元の私でも全く知らなかった。脱帽!) 最後に一つだけ、お金の話を。 参加費用はロングコースで4,500円、ショートコースでも4,000円。 記念品代や保険料を含んでいるとはいえ、正直なところちょっと高いかな、というのが第一印象だったのだが、イベントに足を運んでみて、その考えは変わった。 あの内容でこの価格は妥当だし、払ってでも参加する価値はあると思う。 数少ない地元での自転車イベント、これからも大いに盛り上がって欲しい。 (この項、終り) ツールド103、間近で拝見(体験)する機会を頂き、色々な意味で本当に勉強になりました。お声がけ下さったU社長、スタッフの皆様、改めてお礼申し上げます。
by james_y1964
| 2016-11-23 17:39
| 『東かがわ市右往左往』
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Comments(2)
Commented
at 2016-11-23 23:28
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
james_y1964 at 2016-11-27 06:55
情報ありがとうございます!なるほど、言われてみれば・・・(何か理由があるのかもしれませんが)
まだ先の事ゆえどうなるかわかりませんが、機会がありましたらぜひ提案してみますね。
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