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2010年 12月 23日
ようやく完成したサドルバッグサポーターだが、皆様のご意見・ご質問にお答えすべく、あるいはこれからオリジナルサドルバッグサポーターを作成される方の参考に、もう少しだけ屁理屈を垂れてみたい。ご指摘頂いた点、今後ご指摘を受けそうな点について、順に解説を加えて行く事にする。
(1)バッグが不安定ではないか ブラケットから降りてくる本体の形状を比較してみよう。キャラダイスの場合、取り付け部から下方に向かって八の時に広がっている。これに対し、ジェームスプロダクト(あ~るさん命名)のサポーターは、一旦平行に伸びた後、最下部から平面上の底部を形作っている。 サドルバッグをホールドする為にはキャラダイスタイプの方が勝るのは明らかだ。ではなぜこの様な形状をあえて採用したかと言うと、 ①デザインがこっちの方が好き。 ②この形の既製品を使用していたが、特に問題は無かった。 という、至極単純な理由からである。バッグはサポーターの背面部分にも固定する為、上部二か所のバッグループと合わせれば一応三点止めとなっている。理論上は、最低限の固定位置を確保している事になる。 これで概ね不満は無かったのである。 しかしこの機会によくよく考えてみると、ある重大な事に気が付いた。それは ≪サドルバッグは不安定なものであって、しっかり固定する事は不可能である≫ という事だ。 これはサドルから吊り下げて使うサドルバッグの宿命で、つまりバッグをいくらしっかりサポーターに固定した所で所詮サドルからぶら下がっている訳で、ダートでポンポン弾んだり、左右に振られたりするのは避けられないのである。そこの所がキャリアにしっかり固定してあるFバッグとは事情が異なる。 *筆者注:これはあくまでサドルループ二か所で吊り下げる一昔前のサドルバッグについてであって、最近の製品(バッグ・サポーター共)には当てはまらないと思われます。以下、本稿は全てクラッシックなバッグを前提として書かれているとご理解下さい。 バッグをサポーターにガッチリ固定するとどうなるか?ダートで弾むバッグと一緒にサポーターが引っ張られ、破損に繋がる事も考えられるのではないか。つまりある程度の遊びを持たせる事により、サポーターの破損を回避するとも言えるのだ。 極論すれば、サドルバッグは実はダートには向いていない、という事になる。ダートを走るパスハンターに好んで装備されるサドルバッグだが、実はそんな問題を隠し持っていたのである。 ではどうするか。どう考えるか。どう割り切るか。 開き直るしかない、のである。 サドルバッグは跳ねる。不安定なものである。 これが嫌なら、サドルバッグを使わず、あるいはキャリアタイプのサポーターを使ってその上に“置いて使う”しかないだろう。 (2)強度は大丈夫か 本体に使用したのはステンレスの5mmムク棒。キャラダイスやVIVAのサポーターを見なれた方には、やや華奢に感じるのも無理は無い。しかし私の使い方ではこれで必要十分なのである。要所要所に補強を入れてある為、ねじれ方向には意外なほど強い。問題があるとすれば、荷重が掛る縦方向への強度である。 『サドルバッグは吊り下げるもの』 しつこい様だが、私のサドルバッグサポーター製作には、まずこの事が前提になっている。この点で、NITTO製などのキャリアタイプのものとは求める強度が全く異なるのである。では私はサドルバッグサポーターに何を求めているのか。次の画像をご覧頂きたい。 サポーターを使わずにALPSサドルバッグを装着した場合(上画像)、バッグはサドルの下に潜り込んだ位置となる。バッグのデザイン上、多少はそうなった方が美しいし、重量バランス的にも好ましいのだが、これでは太ももの裏にバッグが当たってぺダリングの邪魔になる。そこでサポーターを介してバッグを若干後方に押し上げる事により(下画像)、太ももとの接触を避けている。つまり、このサポーターは『バッグを後方に押し上げる』事が第一の役割となっており、荷重を支える事はそもそも考えていないのである。 何度も言うが、荷物の重量は上部二か所のバッグループが引き受けている為、サポーターに掛る負担はたかが知れている。従って、NITTO製に代表されるキャリア方式、あるいはキャラダイス製の様なステンレスパイプを用いる程の強度(硬度)は無くとも十分な上、ステンレス5mmムク棒にはパイプよりも粘りがあり、むしろ適度にしなってくれる事で破損の回避を見込めるのである。 無論この理屈はあくまで“サドルバッグは吊り下げるもの”という考え方に基づくもので、下方から支えなければ保持できない程の荷物を積むスタイルの場合だと、このサポーターではまず持たないだろう。そういう使い方をされるのであればキャリアタイプのものを使うべきである、というのが私の考えである。 サドル下部から延ばした形状のサポーターは構造上その強度に限界があるのは明らかだ。あれはあくまでサポーターとしての形状であって、荷物の重量はあくまで上部のバッグ固定部(吊り下げ部)で支えるべきではないか。VIVAのサドルバッグサポーターの破損や変形の事例を聞く度に、サドルバッグおよびサポーターの使用形態について考え続けて出た、これが私なりの結論である。 ただし『バッグを吊り下げつつもある程度は荷重をサポーターに分散させたい』という方針ならば、もう少し強度があった方がよいだろう。これは考え方の違いであって、どちらが正しいというものではないと思う。 下部の“受け皿”部には荷重はほとんど掛っていない。 『ならば下部は必要無いのではないか、“背当て”部分だけでよいのではないか』 ごもっとも。実はそうなのだ。実際、バッグを装着した際には底がかすかに浮く様に設計してある。前述の通り、荷物を積んだ状態でも下部はほとんど用を成していない。バッグに荷物を満載した際には荷重の分散に一役買うとは思うが、積極的にその役割を求めてはいないのである。実際、現在構想中のパスハンターに装着するサポーターは、軽量化の為に下部を排したものを検討している程なのだ。 しかし、この下部の受け部は必要なのだ。理由は二つ。 ①取り付けベルトが切れたり緩んだりした場合のガードへの干渉を防ぐ ②バッグ着脱の際、一時的な支えになってくれる 特に②の理由は切実で、これが無いと本所のアルミガードはベコベコになるだろう。やっぱりこの下部は無いと困るのである。 (3)工具が入りにくいのではないか いやはや、ごもっとも。入りにくいどころではない。入らないのである。 完成時の画像は、実はあの手この手を使って騙し騙し締めたものなのである。 お恥ずかしい。 情けないが、そうなのである。普通のボルトを使えばあっさり問題解決する事は分かっているのだが、ここは見栄えの観点から意地でもアーレンボルトを使いたい。 一番単純な解決策はアーレンキーの後端を最小限だけ切り落とす事だが、それでは芸が無い。接触部分を曲げ、一方をショートヘッドにする事を検討中で、それによりFバッグサポーターにバッグを装着する際の兼用工具にしようと目論んでいる。 いずれにせよ、取り付けに専用工具が必要と言う点が、私のFバッグ&サドルバッグサポーターの最大の欠点と言わざるを得ない。悲しいかな、万人にお勧めは出来ないのである。 ともあれ、概ねこれでFバッグ・サドルバッグ関係の工作が完了した。色々細かい部分や仕上げが残っているが、ひとまずストレス無く走れる様になった事は喜ばしい。全ての作業が完了した暁には、『ALPSバッグ改造講座』と称してまとめてみようと思うがそれはまだ先の話。理屈をこねるのはこの辺りにして、まずは走りに行こうではないか。 (とりあえず、この項終り)
by james_y1964
| 2010-12-23 06:40
| 『Project究極のランドナー』
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Comments(16)
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GAMI
at 2010-12-23 10:06
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究極のサドルバッグサポーター製作記、興味深く拝見していました。
いつもながら、こだわりに満ちている製作記ですね(笑) 私もサドルバッグは結構使っていますが、サポーターはゼファールの安物を使っています。 http://www.cb-asahi.co.jp/item/02/00/item30903400002.html で、私の場合、バッグをサドルに固定する際、固定ベルトはバッグの中で固定しています。 フリーストップのナイロンベルトですから、サドルベースを巻いて、バッグ内側で固定することで、吊り下げるというより、かなりしっかり固定されます。 バッグのふたを固定しているベルトもサポータ後部の枠を挟むようにして、走行時はやはり締め上げています。 バッグはサドルとサポータの間で上下方向に強く挟まれて、走行中のガタツキは全くありません。 バッグの内側でベルトを固定するのは、確かに脱着は多少不便ですが、バッグをとりはずす機会は意外にないもので、実際には不便に感じてはいません(笑) 皮ベルトは雰囲気はあるものの、フリーストップではないこと、穴の部分から痛んでくる事が難点なので、私は昔もトーストラップで代用していました。 まあ、こんなやり方もあるという事で。
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ジェームス吉田
at 2010-12-23 10:37
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GAMIさん、おはようございます。ご意見、ありがとうございます!本人は鬼の様に拘ってますけど、他人様から見れば・・・(笑)。
>サドルベースを巻いて、バッグ内側で固定する フムフム、となると吊り下げると言うよりも天井(サドルベース)に固定する、と言った方が近いでしょうか。確かにその方ががっちりと固定さますね!横一線のサドルループにストラップ締めするという古典的な方法は“二次元止め”とでも言うべきで、前後にブラつくのは仕方がないのですねえ。まあ私の場合は帆布製バッグを使っている事からも分かる通り、ちょっとクラッシック路線を狙っておりまして、実用とムードの間で葛藤している訳ですね(笑)。 フリーストップ式のナイロンベルトは検討中です。というか、検討せざるを得ません。革ベルトはどうしてもバックル部で遊びが生まれてしまい、思う様に締まらないのですね。 >皮ベルトは雰囲気はあるものの 涙を飲んで・・・(笑)、諦めます。 ところでアルプスのバッグはF・サドル共に、なぜか固定ベルトが内側を通らない構造になっています(説明し難いのですが)。本当は内側に金具を持って来た方がすっきりするんですが・・・。
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毛→ボンド75
at 2010-12-23 12:21
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「kないよ」と、バーボンウイスキーのそれを、キープしていたお店のマスターから言われ、隣の可愛い子ちゃんなお客さんが「毛ないよ」と勘違いされて、「酷いこと言うわね」というお顔で、私の頭を眺めていた頃、
使っていただろう、VivaバックループとHさんのサポータですね、そのお写真は、ジェームスさん。冒頭が いつもながらに長くなりましたが、ボルトはそうですか、通常ボルトなら解決ですけどアーレンに「拘りあり」なんですね。コの字プレートの造りを逆にされて、下からボルトオンできる仕様に変更すると、解決しそうな気もしますが、今更作り変えるのも手遅れ?なんでしょうか。 つづく
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毛→ボンド75
at 2010-12-23 12:25
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ビバのそれこそ「あっち向いてホイ」、いえ、どうしたことか、横に回転してベルトが捻れることが多く、ブルプロが寿命になったのち、そんなことはありえないループが直付けされてるB17を使うようになりました。Hさんのそれは旅行中にバックの重みが原因で曲がりました。それで、その曲げを手で修正し、GAMIさん流?の、長紐を使ってバッグ底面から縛った記憶です。
つづく
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毛→ボンド75
at 2010-12-23 12:44
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それからそれから、その受けの特徴なんですが、サドルバッグを取り外す際の「棚の役割」が主な仕事ですね。そうですそうです。必ず要りますよね。大抵の人は宿に着いたら外しますから、簡便なものが本当は良いのですが、やむを得ず私も。その行為はそこそこイライラしています。載せた状態でも、ですから。それに反してフロントのリクセンコール「クイックフィクス」は重宝してますよ。でも、見てくれがプラスティックなんで、「アルミ削りだし」のものに換えたいです。どこかに注文しないとないですけど。あと、
アルプスバッグは裏からのベルト通しが無理だったんですか。知りませんでした。どうしてだろう?。一度、みてみますね。フロントも所有してますが、ペシャンコにして箱の中の筈・・。ということで、 恥ずかしながら、3コマも使わせて頂き、失礼いたしました。(^^ゞ
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ジェームス吉田
at 2010-12-23 13:37
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ボンド75さん、こんにちはー。そういや、久しく飲んでないなあ、バーボン・・・って、何の話でしたっけ(笑)?
えーっと、冒頭の画像はH商会オリジナルのものではなく、もっと古い物で、サイスポオールカタログによればミドリかマッキンレーのものですね(H商会のものと同構造ですが、あちらは最近販売されたのでは?)。で、取り付け部がガタガタするのが気に入らないので止めた・・・というオハナシは以前書いた通り。 >アーレンに「拘りあり」なんですね そーなんです、アーレンボルト中毒(笑)。これだけでブログ1回分のネタになる程に(笑)。 (続く)
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ジェームス吉田
at 2010-12-23 13:40
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>コの字プレートの造りを逆にされて、下からボルトオンできる仕様
いや、それではダメです(キッパリ)! 前回の、ブラケット取り付け部を下から見た画像をご覧ください。本体の上から掛る荷重を、ボルト部あたりを支点にして前側に少し伸びた部分がブラケットを裏側で下から押し上げる形で、力を分散する仕組みになっているのです。更に、取り付け時にボルトを軸として引っ掛かってくれるので、手を離しても落ちない仕組みになっていますから。 逆さまにすれば、それらの機構が大無しになるのですよー!(上手く説明できませんが、画像からイメージしてみてくださいね)ま、そこんところが実はこのブラケットの最大のキモだったりするのですー。自分の中では実用新案!! (続く)
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ジェームス吉田
at 2010-12-23 13:49
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VIVAのバッグループ、確かに頼り無いですねえ。今回の為に何度か付け外ししているうちに、バンドが伸びて来てしまい、これ以上は取り付けられない位にまでなりました。旅先で切れてしまった、という話も聞いたことがあります。しかしブルプロを使う以上は仕方が無い。
で、一時ヤフオクで頻繁に出品されていた英国製の鉄製の物を入手して使おうと思ったら、これがストラップ挿入口の幅が狭くて使い物にならないんでやんの(涙)。結構お高かったのになー!いずれは自作せねばなりますまい。 ALPSバッグのストラップ、通し口が裏側に貫通しておらず、袋状になっているのですよ。Fバッグもサドルバッグも。だからバックルを裏側に隠すという事ができません。これはメーカーにも何だかのこだわりがあるのでしょうね。良く分かりませんが(笑)。
鹿児島のビジネスホテルから拝見しとります。
アメブロの他の記事より どうしても気になっていたので・・・(笑 ご自身では ご不満やご謙遜も入り混じった製作談の様子ですが 私ごときに言わせて頂ければ 「完璧です、是非 販売して下さい!」 の 一言であります。 余談ですが、僕は 工具類を サドルバッグに入れる傾向があり (太腿が当らない様に後方へ押し下げる)コンセプトに 非常に 共感します。使い勝手がイイから ついつい重量物を入れ易いん ですよね・・・だから余計 足に干渉する・・・(笑 今度の愛車からはMTB時代のバックパックは辞めて、ランドナー 時代の積載法に戻りたいだけに、大型がキモのアルプスバッグは 夢でしたが、横幅もある同バッグの問題を、見事に、自分の理想 的に解決した素晴らしい作品だと思います。 本当に見事です!
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毛→ボンド75
at 2010-12-24 06:38
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そこが腸、いえ肝なんですね、ジェームスさん。
>自分の中では実用新案!! お写真をもう一度拝見しましたが、ネジブロック部分が上と下で違う理屈がよく分からずです。やっぱり、物理と女心理には疎くて、なにかに当たるぐらいしか想像できませんでした。「サドルバッグサポーターオフ」のとき、眼鏡を外して観察させて下さいね。 アルプスバッグはそのような袋が。そういえば買ってから外してなかったような。意味は???。 中の荷物が引っかかって外のベルトが外れ、紛失するのを防ぐ?ぐらいしか思いつきません。サイドパニアバッグは現役で使用してますが、犬なとと較べて特殊な作りですね。アルプスバッグシリーズのファンな私としましては、古びて買い換えたいとき、注文先を探しておかないといけません。高額になるだろうから、AB(アルプスバッグ)会を創設し、バッヂもABマークに変えて、どこかが市販してくれると有り難いです。(^^)
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あ~る
at 2010-12-24 13:05
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工具のことは、気になっていました。水を差すようで控えていましたが、ここにはラチェット式の、頭の部分だけ六角レンチとかドライバーとかを差して使う小さな工具が使えるんじゃないですか?値段も大してしませんよ
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ジェームス吉田
at 2010-12-25 03:45
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齊藤電鉄ryuさん、わざわざ出先からコメント頂き、恐縮です(汗)。
理想のサポーターとは最高の褒め言葉です、ありがとうございます! >「完璧です、是非 販売して下さい!」 ううう、うーん、今度友人Aに聞いて見ときますね。設計したのは私ですが、実際に作ってもらったのは彼ですので(笑)。けどきっとそれなりのお値段になるとは思いますです、きっと(一応ワンオフですからねえ)。 それと・・・ 本文中でも少し触れましたが、大型サドルバッグ中心でかなりの重量が掛る使い方だと、流石に強度が心配です。同型でも、もうちょっと太めのステンレスパイプを使った方がよいかもしれませんね。私のALPSバッグは小さいサイズのヤツで、着替え等それ程重く無い物を入れる事が多いのでこれで十分と考えたのですが・・・。 あと、どうしても専用工具(?)が必要という欠点(欠陥?)もありますよー(笑)。
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ジェームス吉田
at 2010-12-25 03:55
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ボンド75さん、おはようございます。
>ネジブロック部分が上と下で違う理屈 うーん、説明が難しい(笑)。実演したらすぐにおわかり頂けるのですが・・・。こりゃやっぱりサドルバッグサポーターオフですか(笑)? >アルプスバッグはそのような袋が いえいえ、そうじゃなくって(笑)。つまり、ストラップを通す穴がバッグを貫通していなくて、補強板だけをくるりと巻いて外に出る様になっているので、バッグ内側にバックルを隠すという技が使えない、という事なのですよ(あらら、同じ様な説明になっちゃった)。これもまたサドルバッグサポーターミーティングで、かな(笑)。 >アルプスバッグシリーズのファン 何気に私もそうなんですよ。ALPSのバッグは作りはかなりチープで、その辺りはとても犬には敵いません。(犬のバッグは流石に凄い!) しかしボンド75さんのサドルバッグもそうですが、使い込まれた風合いは、どこのメーカーの帆布よりも美しい!AB(アルプスバッグ)会(笑9を作るなら、ぜひあの生地を使って欲しいなあ!
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ジェームス吉田
at 2010-12-25 04:05
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あ~るさん、流石ですね(笑)。私は結構いきあたりばったりのところが有りまして!
設計段階で、ギリギリ工具(アーレンキー)が入るスペースは確保していたのですが、まさか回せないとまでは予想できませんでした、アホですねー(笑)。確かフロントバッグサポーターの時もおんなじ様なトラブルが・・・成長せんなー(爆笑)。 >ラチェット式の、頭の部分だけ六角レンチとかドライバーとかを差して使う小さな工具 残念ながら、使えないのです。奥行きが狭く、ラチェットの頭がピラーのヤグラ(?)部に当たり、ネジに差し込めません。通常のアーレンキーは問題無く差し込めます。が、回せない、あとちょっとの所で。 一番簡単な解決作は、アーレンボルトを止めて普通の六角ボルトにすれば済む事です。が、角が立つのが好きじゃないので(笑)、アーレンキーを短く加工する方向で行きます。それ程トルクが必要な所でもないですし、反対側を曲げてショートポイント化すればFバッグサポーターの方でも使える兼用工具という大義も立ちますから(笑)。
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combined H&S
at 2010-12-25 14:42
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凄い工作力ですね。
2㎜厚のステンレス版を「コの字に曲げて・・・だけ」って、これ大変な作業だと思います(笑 70年代をほうふつとさせるキャリヤ面のデザイン、抜かりの無いクオリティの工作、製品化して良いレベルと思います。
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ジェームス吉田
at 2010-12-26 00:56
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combined H&Sさん、いえいえいえ、私はアイデアだけで、実際にほとんどの工作をして貰ったのは鉄工所務めの友人Aですから(汗)!私には無理ですう・・・(当初、出来る所までは自分でやる様に彼から発破を掛けられたのですが、火を入れなきゃ出来ない作業はは始めからお願いしてました)。
>70年代をほうふつとさせるキャリヤ面のデザイン 分かって頂けましたか!そうです、そーゆーのを求めているのです、あのデザインは!頑丈なパイプではなく細目のムク棒を使ったのも、実は帆布バッグに合うレトロ路線を狙う事もあっての事なのですよ。 >抜かりの無いクオリティの工作 これも友人Aの手柄で有りまして(笑)。実際、素晴らしく輝く鏡面仕上げには私も正直驚かされました。 >製品化して良いレベルと思います。 ありがとうございます、彼にも伝えておきます!
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