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2010年 11月 14日
幻のパスハンター計画、始動!!
いつもの書斎。PC画面を見ながら何やら怪しい息使いのジェームス吉田(J)と、質実剛健号(通称ツヨシ・T)との会話。 J『ハア・・ハア・・・』 T『何を興奮してるんだ、相棒。ん?それは河っちさんのブログじゃないか。』 J『・・・ほ、欲しい。ハアハアハア・・・』 T『おいおい!いくら河っちさんが男前だからって、まさかそっちの趣味に・・・』 J『ば、馬鹿を言うな!私が欲しいのは、パスハンターだ。河っちさんのパスハンがあんまり ツボにハマってるものだから、つい・・・』 T『紛らわしい興奮の仕方をするなよ!』 J『と言う訳で、どうしてもパスハンが欲しくなった。もう我慢できない。組もう。』 T『異議あり!俺は必要無いと思う。』 J『どうして?一応オマエの弟ってつもりなんだけど。趣味性たっぷりの、スパルタンな 峠専用戦闘機である。名前はまだ無い。』 T『そういうのはちょっと置いといて。そもそも相棒にとって、オンロードはスポルティーフ、 ダートを含む長旅はオールマイティーなランドナー、つまり俺っていう位置付けじゃ なかったっけ?』 J『まあ、な。』 T『じゃあ要らないじゃん、パスハンター。峠に行くにはランドナー、つまり俺で十分。 何か不満でも?』 J『・・・要するに、出番が減るのが気に入らないって事か。』 T『当たり前だよ!俺の何処が気に入らないんだ!ブツブツ・・・』 J『そう怒るなよ。これでも相当悩んだんだぞ、パスハンの必要性に関しては。』 T『ならどうして今更、それも唐突にパスハンを・・・』 昔のサイスポ記事より、パスハンター特集。旅用自転車雑誌ブーム(?)の昨今、こいう特集をぜひして欲しいものだ。 J『確かに私は大分前からパスハンターの所有は見送っていた。もうちょっと正確に言うと、 本当は欲しかったけど、その必要性は無いと言わざるを得なかった。』 T『・・・?』 J『色々考えた結果、オマエの言う通りランドナーで十分、パスハン専用車は要らないという 結論に達したからだ。そもそもパスハンとランドナーの違いって何だと思う?』 T『ええっと、本格的なものはスケルトンが違うのかな。低速安定性を増す様に設計されてる らしいね、細かい事は知らないけど。他には・・・何だっけ?』 J『装備も独特だな。軽い車体にワイドレシオのギア比、ハンドリング性を優先する為に、 サドルバッグとオールランダーバーを付ける場合が多い。』 T『と言っても、ランドナーやスポルティーフ程、これと言ったカタチは決まって無いんだろ?』 J『それは言える。そもそも日本で生まれたカテゴリーだし、サイクリストによって峠を攻める スタイルも違うから、一口にパスハンと言っても千差万別だろうなあ。ある意味、黎明期の MTBとも似ているのかもしれん。』 パスハンターという定義は広く、そのスタイルが定まらないのも当然。 T『じゃあ、相棒はなんで今までパスハンは要らないって考えていたんだ?』 J『一口で言えば、あまりに目的が特化し過ぎて、使用頻度も少ないだろうし、ちょっと 使いづらいと思ったから。いくらパスハンと言えど、峠までのアプローチはある程度 平地を走るだろうから、オールランダーバーじゃしんどい。むしろ登りに関しては “引き手”の効くドロップバーとフーデットレバーの組み合わせの方が有利だし。 バッグだって、サドルバッグ一つじゃ心もとない。結局フロントバッグに頼らないと いけなくなるのは目に見えていたしね。』 T『あらら、じゃあランドナーと変わらないじゃん。』 J『だろう?だから断念したんだ。パスハンターはぜいたく品、ランドナーで攻めよう、 峠も山道も・・って。』 T『わからんなあ。じゃあ何で今更パスハンって言いだしたんだよ?!』 もう永久にオーダーする事の叶わない、アルプス自転車工業のカタログ。これはさんつあ~ひ~ろ~さんから頂いたカラーコピー。(ひ~ろ~さん、ありがとうございました!) J『要するにトシだよ。F48×34Tというオマエのギヤ比ではかなり無理が出てきた。 体力低下に伴って、走り方が変わったんだな。若い頃はF36×R24でどんな坂も 登ってたんだ、回転よりもトルク重視で。これで登れなきゃ押した方が早いって 割り切ってたし。ところが最近は、足が持たない。心肺はまだ余裕があるから、 もうちょっとインナーが小さけりゃまだまだ踏めるのに、っていう悔しい場面が 何度もあった。つまり、回転で登るしか無くなったんだ。』 T『じゃ、チェンホイールを替えりゃあいいじゃん。持ってるんだろ?48×40×26Tの トリプル化セット。』 J『アレはあくまで老後の取って置き。現状の48×34Tのダブルという組み合わせには 思い入れがあるし。第一、まだ新品じゃないか。もったいないよ。』 T『結局それか・・。』 J『それだけじゃない。脚だけじゃなく、上半身の使い方も変わった。最近はあまり引き手を 使わなくなった。上半身を起こして、ハンドルバー水平部を握る方が、回転で登るには 向いている。つまりオールランダーバーで十分って事だ。更に言えば・・・』 T『まだあるのか。』 J『とにかく装備が重く感じる様になった。いかんなあ、峠を攻める際には荷物を積極的に 減らさざるを得なくなった。』 T『えーっと、つまり・・・より軽いギア比で、サドルバッグだけで、オールランダーバーの 自転車、つまり純粋なパスハンターが欲しくなったって事か。』 J『そういう事だ。』 T『トレーニングして体重を落として、筋力を付けたら済むと思うんだけど。』 J『それは中高年サイクリストにとって禁句である。』 T『何だいそりゃ。』 J『しかしまあ、それでも中々踏ん切りが付かなかったんだけど、ここにきて決定的な 事件が起きた。』 T『何だよ、事件って。』 J『元々パスハンを組むにしても、中古のフレームにありあわせのパーツで組もうかな って考えてたんだ。予算もあまり無いしね。しかしクランクだけはプロダイ6に したかった。だけどヤフオクでも中々出てこない。ところが・・・ある日突然、ある方が 譲ってくれる事になったんだ、新品のプロダイクランク!それも物凄く良心的な お値段で!それが決定打になった。そうなりゃ中古のフレームじゃもったいない。 気合いの入りまくった、ピカピカのパスハンターを組んでやるぞ!ってね。この際 フレームもオーダーしようかな?』 T『おいおい、オーダーって、軍資金はあるのか?今オーダーしてる俺の嫁さんの 支払いだってまだだろうに。』 J『いや、金は無い。けど、欲しい。どうしても欲しくなった。ハアハアハア・・・』 T『・・・うーん、相棒の興奮する気持ちは分かった。しかし俺の出番が減るのは やっぱり悲しいなあ。』 J『スマン、けど安心しろ。あくまでパスハンターはピンポイント攻撃の為の戦闘機だ。 たとえ峠越えを含んでいても、荷物の多い長距離ツーリングには主力マシンたる オマエしかいない。これからも頼りにしてるぞ、ツヨシ!』 T『だーかーらー、その呼び方は止めて欲しいんだって。』
by james_y1964
| 2010-11-14 05:38
| 『書斎にて』
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Comments(29)
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K→ボンド75
at 2010-11-14 07:56
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戦闘機というのは「パスハンティングモデル」だったんですね、ジェームスさん。製造、反対の賛成!!(?)。
ツーリング(ランドナー)、スピードモデル(ロード)、山岳専用(マウンテン風パスハンター)と経歴した私もジェームスさんと同じ気持ちだったですよ。今から始める人には 「ランドナーとロードの2台で間に合います」 「子供は一人にしましょう」 「基本的には・・・」 と、助言してます。よって反対でもあり賛成でもあり、ですね。 個人的「願望」として、 フィッシャーの29erを買って、泥除けつきタイヤは35C、完成車についてる部品を全て処分し、部品をアルプス風に纏め、29er いえ「オイラのパスハンティングモデル」を作って欲しいけれど、 聞かなかったことにして下さいませ。 私が作るつもりなので・・。例の緑の愛車を持ってなかったら今すぐにでも。あの愛車を貰ってくれますか、ジェームスさん。 捨てた女、いえ自転車は2台ですが、あのときの苦い離婚再婚を繰り返したくない私は、気持ちの改革が必要ですから難しいけれど。(^^)
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あ~る
at 2010-11-14 11:02
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まずいものを読んでしまったという印象がつよいエッセイですわ。車庫にMTBを放置していたのに気がつき、ダブルでまずい展開です。どーしよーかなー
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ジェームス吉田
at 2010-11-14 17:35
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ボンド75さん、こんばんは。
そうですか、同じ経緯ですかー。しかし先立つ物が全く無いので、いつの事になる事やら。そもそもスポルティーフの納車が終わらないと、置き場所の問題も含めて、奥さんの頭に角が生える事間違いない! >例の緑の愛車を持ってなかったら今すぐにでも。 あらら、ダメですよ、これ以上離婚・再婚しちゃあ(笑)。深~く愛して、長~く愛してあげなくっちゃ!
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ジェームス吉田
at 2010-11-14 17:37
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あ~るさん、非常にまずかったようですね(笑)。MTBが夜泣きしてますよ~。レストア、レストア~ ♫ 私を峠に連れてって~ ♫
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ぬうぼマン
at 2010-11-14 19:54
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鏡面仕上げのプロダイクランク+TAのリングは、以前のランドナーで使用していましたが、材質の違いからか(旧TAリングは純アルミに近い)色と光り方が違ってイマイチな感じ(あくまでも見た目が)でしたね。
今のリングなら材質的に近いかな?
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james_y1964 at 2010-11-14 20:02
ぬうぼマンさん、ご無沙汰してます。私はTAタイプのチェンホイールを使うのは(ごく短い期間を除き)始めてみたいなもので、その正確な違いはさっぱり分かりません、というか知りません。
それ以前に基本的な事として・・・往年の一部(?)ユーザーは、華奢なTAクランクよりスギノのプロダイ+リングのみTA、という組み合わせを好んでいたと聞きました。つまり今回の私と同じ(リングは現行品です)。まあ、一種の憧れですね(笑)。 ご指摘の色ですが、まだ組んでませんが、見る限りは同じ様にピカピカです!これは満足。ただ傷が付くのが怖いなあ・・・。 5アーム派だった私が何で今回は?という点に関してはまたいずれお話することにしましょう。(え?聞きたくない?・笑)
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河っち
at 2010-11-14 23:34
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キャ~~~!!!いよいよパスハン製作決定ですか~~!
ご愁傷さ・・・いや、おめでとうございます~!ウシシ! パスハンにはオールラウンダーバーが絶対お薦め!下りのコントロール性抜群!ブレーキ握り続ける手の痛みがドロップと段違い! 登りでも十分かも。パスハンは基本的に局地戦闘機のようにピンポイントで峠越えなので、オールラウンダーバーの欠点よりも長所の方が勝っている感じがします。(ドロップでパスハンっちゅ~方も当然いらっしゃいますが・・・。) あと、タイヤは絶対ブロックパターンのようなタイヤがええです。ランドナー系のタイヤでは地道林道のフリクションロスが堪えまする。(パナパセラとかで平気な方もいらっしゃいますが・・・。) それとピカピカのバフは一回走れば、沁みがつきますからネ~!覚悟してチョ~。ウシシ! 楽しみにしてますぞよ~。
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ぬうぼマン
at 2010-11-15 00:14
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パスハンといえば「旅用自転車 ランドナー読本」の著者の平野さんとはよく顔をあわせるのですが、彼は無類のアルプス・ファンで先ごろ知人から入手した「エクセル・クライマー」石渡の017で出来ていました。
トップチューブを私が親指と人差し指で強く潰すと、ペコペコと凹む感じがします。体重が軽くないと乗れませんね。私にゃ無理です(笑)
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ボードマン
at 2010-11-15 09:15
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いやぁ、バブリーですなぁ〜羨ましい。
私は昨日、篠山の峠に出向きまして、やはり23Cの 頼りなさを痛感しましたです、はい。 仲間内で計4回のパンクに見舞われましたから。 ギアは39-23Tで当日一番の激坂を制したので まだまだイケると自負しとります。 もっとも42Bは50-34くらいで組む所存ですが。 あ、50じゃでかいかな。 物欲万歳!生きている間しか浪費も楽しめませぬぞ。
初コメさせて頂きます。アメブロ で、拙い記事を書いているものです。
物凄く共感するコトしきりでしたので、思わずコメントさせて頂きました。 ランドナーは不滅だし、そうあって欲しいと願っています。 今後も拝読したいと思います。 コチラにも、お気軽に遊びに来て頂ければ幸いです。 james1964.exblog.jpさんの数字がお生まれの年ならば、私も同世代です。 サイスポ で 学び、育ちました。 (っていうか、サイスポ と サイクリング と 競技マガジン くらいしか 在りませんでしたからね~) ネットのお陰で 嬉しい出会いが スグ なので 有難いです。 今後共宜しくお願いします。
追伸・・・ですが
差支えなければ、弊ブログに 画像リンク貼らせて頂ければと 思っております。(っていうか 貼っちゃいます (笑) 万一、不都合等御座いましたら、即時、迅速に対処致しますので その際には ご一報下さいませ。 ご理解と、ご了承の程 重ねてお願い申し上げます。 http://profile.ameba.jp/ryushi-s/ このページです。
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ジェームス吉田
at 2010-11-17 20:44
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河っちさん、実戦からのアドバイス、ありがとうございます!タイヤはまだ検討中、と言うより迷ってます。ダート(ブロックパターン)を取るか、舗装路の峠(ノーマルトレッド)を取るか・・・。
ピカピカのバフのシミは厳しいですねー(涙)!ひたすら拭く(磨く)しかないのかあ。まあ、あれやこれやと悩んでいるのが幸せですね(笑)。
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ジェームス吉田
at 2010-11-17 20:47
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ぬうぼマンさん、017のクライマーですかあ!うーむ、私にも無理です。やっぱりある程度の強度がないと、ましてや登りで強く踏み込むパスハンですからねえ。加えて、私の使い方は少々ラフですから、せめて019ではないと・・・。ペコペコへこまれる様では(笑)。
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ジェームス吉田
at 2010-11-17 20:50
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ボードマンさん、いえいえ、『気分はバブリー、財布は・・・』てなもんで(苦笑)。今にも作成開始するみたいに書いてますが、実際はまだまだ先になりますよ~!
>物欲万歳! あ、それには大いに賛成(笑)!
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ジェームス吉田
at 2010-11-17 20:53
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齊藤電鉄さん、こんばんは&いらっしゃいませ!同世代でしたか!
まあ、妙な所にばっかしこだわるブログですが(笑)、今後ともよろしくお願いします! 画像リンクの件、どうぞどうぞ、いくらでも。減るもんじゃないし(笑)。 改めてそちらにもお邪魔させて頂きますので、その節にはよろしくお願いしまっす!
おぉ!ついにジェームスさんもパスハンターへの動きをされるのですねェ(^^)/
私もたまたま田舎の自転車屋さんで廃棄寸前のトラベゾーンを最近なんちゃって!?パスハンター化して乗っておりますが、あの一文字ハンドルのおかげでめっちゃクイックですし、なんだか気軽に乗れちゃうのでおもろいですヨ♪ 今後の記事を私も「ハァ~、ハァ~(*^o^*)」言いながら楽しみに拝見させて頂きますゥ(笑) それにしてもパスハン特集!是非、特集してもらいたいですね(^^)
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ジェームス吉田
at 2010-11-19 17:48
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アッキーさん、こんばんはー。
遂にと言うかやっとというか(笑)、もっとも実現はもうちょっと先ですが。 (お金が無い~!) 実は何気にアッキーさんのパスハンター作成にも刺激されているのでありました。いいなー、と(笑)。 現在出版されている自転車雑誌でも、ぜひパスハンター特集は組んでもらいたいものです。現行部品で活用できるものはあるかな?
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DOI
at 2010-11-20 11:32
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パスハンターという名称は昔のNC誌で知りましたが、フラットバーに軽いギヤ比、太めのタイヤというのがだいたいのイメージだったでしょうか。20代で最初にオーダーしたゼファーのランドナーをダートの林道を走れるようフラットバーにしてツーリングへ行ったとき。出会ったサイクリストたちに「おっパスハンだ」と言われ、これってパスハンになっているのか、と自分でびっくりしたことがあります(笑)。
その後、自分の自転車はすべて700Cになりましたが、いずれも小さなインナーをつけてパスハン兼用になるようにし、トリプルのインナー26や24、デ・ローザでも33のインナーにロー29という状態です。事実上は足弱をカバーするというだけなんですけどね(笑)。 ただし、舗装路のパスハン兼用のためハンドルはすべてドロップですが、かつてのNC誌のプロジェクトで作製されたツーリング車(CAT=700Cのオールテレインという名称だったはず)みたいにドロップとフラットバーを簡単に取り替えられるようにすれば面白いと思います。そのためにはSTIやエルゴではなくWレバーである必要がありますが。
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K→ボンド75
at 2010-11-20 15:10
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新車の700Cランドナー2号なんですが、35から28ミリ幅のタイヤを使うつもりでオーダーしました。DOI さんと同じく、アルプスクライマーが最初だったか提案された、フラットバーへの簡単換装も考えて。よって、ランドナーというよりツーリング、いえ
「ランドルハンター?(ランドナー+スポルティーフ+パスハンター、おまけに、キャンピング」かも知れません。 先のマウンテンパスハンターは50ミリ幅タイヤ使用が前提で、こぶし大の石を「飛んで走れること」が動機でした。フレーム設計とタイヤの性能で決まるスポーツ車ですから、急所だけの、究極を求められない場合、剛君(若しくは可憐さん)のフレーム整形でも、パスハンター機能を得られそうですが・・。しかしながら「整形なんて嫌だよ僕、わたしもよ」 又は、「出番があるなら辛抱するよ。同じくわたしも・・」 と、言うかも知れず・・。ジェームスさんも恐らく、「正統な素顔」がお好き?でしょうから、やっぱり、聞かなかったことにして下さいませ。実は、 私のそれ、化粧が剥げて、誰だか分からないことが、結構ありますから。(^^)
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ジェームス吉田
at 2010-11-20 16:22
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DOIさん、結局私も
>事実上は足弱をカバーするというだけ なのかもしれません(笑)。ただそれではあんまりですので(?)ランドナーとの差別化を一生懸命図ってたりするわけです、無意識に。 >ドロップとフラットバーを簡単に取り替えられるように 当初はこれも考えたのですが、上記理由でオールランダーバーに固定になりそうです。しかし“安易にオールランダーバーでいいのか?”という妙な葛藤してたりして(実用上はブルホーンも検討の余地は大いにあります。・・・付けんけど) まあハンドルバーとタイヤに関しては、それぞれそれだけでブログ一回分ののネタに出来るほど、判断に苦しみますねえ。
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ジェームス吉田
at 2010-11-20 16:32
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ボンド75さん、
>「ランドルハンター?(ランドナー+スポルティーフ+パスハンター、おまけに、キャンピング」 一見訳が分かりませんが(笑)、これって大切なことなんですよね、基本中の基本、というか初心に帰れば。『一生付き合う一台』となれば、おのずとそうなるじゃないですか。(だから質実剛健号もフル装備時にはFサイド仕様となります、まだお披露目してませんが) >恐らく、「正統な素顔」がお好き? あはは、ご名答。愛車それぞれに必然性と個性を持たせた姿を目指してます。ただ一番汎用性があるのは勿論ツヨシなのは言うまでもありません。
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DOI
at 2010-11-20 20:34
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ジェームス吉田さん、
ブルホーンも検討の余地とのことですが、私のパセラ32Cを履いているロイヤルノートンがブルホーンにティアグラ9速のSTIをつけているんです。ブルホーンにSTIは実に使いやすく、ちょっとしたダートの下りでもドロップより取り回しが楽ですし、手も疲れません。長距離にもいいですよ。 バーに穴を開けてレバーの下からブレーキワイヤーを内蔵させる工作が面倒ですし、正統なランドナーの姿とはかけ離れてしまいますけどね。でも検討の余地大いにありでしょうか(笑)。
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ジェームス吉田
at 2010-11-20 22:53
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DOIさん、ブルホーンを付けるとなると、ブレーキレバーはギドネットになると思います。自分の中ではどうしてもSTIに対して拒絶反応が出てしまって・・・(苦笑)。どうも保守的で。
>正統なランドナーの姿とはかけ離れてしまいますけど 結局そこの所から前に進めないんですよねえ。ブルホーンに対しては長い間、食わず嫌いというか一種の偏見を持っていましたが、輪行菩薩さんのブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/tohru3016/17876959.html)を読んで、その快適さ、実用性に脳天を打たれた感を受けました。それでも頑なにオールランダーバーにこだわる私・・・。
はじめまして。
パスハン辿りで来ました。 宜しくお願いします。 数年前から本格的にサイクリングに復活しました。 さすがに以前(20年程前)のように峠を攻めるということは激減しましたが パスハンはサイクリングとしても自演車としてもやはり魅力的ですね。 以前の私のパスハンも、ジェームス吉田さまのこの記事にある プロダイクランクとTAの44*26で組んでいました。 フレームはトーエイスタンダードツーリングに650Bホィール、 必要に応じて短めに切った42B用のガードも付けて使用していました。 いまではMTBも軽量になったのでそれも選択肢になるんでしょうね。 とはいえ、やはり20年程前のスタイルにどうしても拘っている自分がいますね。 バーについても何を選択するか迷うところですね。 何らかの形で台数を増やさず切り替えで済ませられないか検討中です。
はじめまして、以前より拝見しております。
我々ブログの仲間内で誰かがパスハンを仕込むと、僕も私もと皆さんこぞってパスハンもどきを仕立てたりするので楽しいのであります。 色んな意味でアイデア満載のパスハンが出来れば楽しいですね。
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ジェームス吉田
at 2010-11-23 03:02
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gustimotoさん、初めまして&いらしゃいませ!
実は既に貴兄のブログはブックマークさせていただいておりまして、この夏からずっと拝見しておりました。何でかなーと思えば、そうそう、某誌のキャンピング座談会にURLがあったから(笑)。これからもよろしくお願いします! 私も数年前からの出戻り組ですが、 >20年程前のスタイルにどうしても拘っている自分 ハイ、私も(笑)。だから良いことがわかていても、ブルホーンに抵抗があったりもするのです。 自転車の台数については、これだけでブログ1回分のネタになりますので、いつかまた話のタネにしたいと思っています。その折りにはぜひ絡んで下さいね(笑)!
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ジェームス吉田
at 2010-11-23 03:20
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mako 10さん、初めまして&いらっしゃいませ!・・・ですがあちこちでHNを御見かけしてましたから、初めてって感じじゃないですが(笑)。これからもよろしくお願いします!
私のパスハン計画ですが・・・現実には中々進みませんねー。お金が無い!フレームどうすんじゃ、って所で進みません。東叡社が近所にあれば、多分後先考えずにオーダーに走ってると思いますが(苦笑)。 >アイデア満載のパスハン ふふふ。これについてはちょっとした小ネタを考えてます。乞う(ちょっとだけ)ご期待!
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やの
at 2010-11-24 23:16
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ジェームスさん、スポルティーフをオーダーしたばかりというのに「ハアハアハア・・・」してはなりませぬ。煩悩退散ですぞ。
それよりもツヨシくんの泥よけを「あ~れ~」とばかりに剥がし、ホイールに西サ連OBであるM氏が開発したパスフリークスを履かせ、新しい世界を教えてあげて下さい。 それで、ツヨシくんが「相棒、俺こんな世界耐えられないよ。」といったらオーダーしたらいいではありませんか。早まってはなりませぬ。 ところでアバンティサイクルの自転車、紹介記事をサイスポで読んだときには、里山の小径で楽しむことに焦点をしぼった自転車と里山での走りを楽しんでいる人たちの様子に大変衝撃を感じたことを覚えています。確か福島のいわき市だったなぁと昔の記憶を頼りに検索したところ、現在は自転車店はやめて喫茶店になっているそうです。 http://www.asally.co.jp/sub/itupin/0806.html
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ジェームス吉田
at 2010-11-25 00:05
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やのさん、こんばんはー。
>煩悩撤退 ううう、それを言われるとツライですう。ツヨシじゃいけないんですか?という点、ごもっとも。結局ギア比の問題なのですね。今の48×34(マイティツアー)も気に入ってる、山へ行く時だけ交換するのはクランク取り付け部が痛む、だったら軽ギア比の専用車を用意するか・・・という発想が根源にありまして。 まあ、お金の問題が大きな障壁になりますので、簡単にはオーダーはできません。ただ今色々方法を模索中~。 アバンティサイクル、あまり耳にしないですが・・・といいつつ、良く見りゃ自分が画像UPしてるじゃないですか(恥)。改めて記事を眺めてみると、かなり特殊な自転車を作ってたんですね。幅の広いプロムナードを前後逆に・・・って、今で言うブルホーンですな。この辺りは先見の明か。しかし今では喫茶店・・・うーむ。
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