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2010年 04月 03日
今回は大ブーイングが殺到するに違いない。もっとも拙ブログが“炎上”する程の事は無いだろう。覚悟を決めて、始めよう。
(1)小型ストーブ 基本的に、私は単独(ソロ)でサイクリングを楽しむ主義だ。からこそ、たまに誘われて走るグループランがより楽しく感じる、と思っている。そこで必要となってくるのが、ソロ用ストーブおよびコッヘル類。どうせ買うなら長く使いたい。まず形から入るのが常の私にとって、究極のソロ用ストーブをどうするかという問題は、長い間結論を出せないままだった。しかし最近、暖かい飲み物を峠で楽しむ画像をサイクリスト仲間のブログで見るにつけ、もう辛抱ができなくなった。そして遂に、冷え切ったコンビニのおにぎりだけの昼食となった前回2月のポタリングが私にとどめを刺した。 (みじめだ・・・暖かいスープ、とまでは言わないがせめて、暖かいお茶くらいは飲みたい。) 3月中旬には、まとまった出張手当が出るはずだ。気は熟した。いよいよ小型ストーブを購入する時がやってきたのである。幾多の無駄な出費を重ねてきた私にとって、これは極めて慎重な判断が要求される重要課題。要するに、金欠だからなのだが。 では何を購入するか。 オプティマス123R。古い愛好者にはスベア123と言った方が通りが良いかも。ムードもわりと重要視する私の事、最初に候補に挙がったのがスベア(オプティマス)123Rだった。使い込むほど味の出る真鍮製のボディー、風防と一体になって収納される一人用アルミカップなど、レトロ志向には申し分ないスタイルだ。昔からの愛好者も多く、もう伝説的なストーブ。ガスカートリッジ式と違い、燃料缶を使い捨てにする事も無い。 ![]() コリン・フレッチャー 著/画像は写真共有サイト“フォト蔵”より)本書でスベア123を 絶賛している事が、熱狂的な愛好者を生み出すきっかけとなったのかもしれない。 ちなみに私はこの本を購入後、ほとんど読んでいない。山屋とバッグパッカーの違いが 良く分かっていなかったのである。単にミーハーなのであった。 しかし結局、スベアを買うには至らなかった。踏ん切りが付かなかったのは、要するに私がものぐさだからである。プレヒートが面倒くさいのだ。高校・大学時代は部活でホエーブスの灯油式(いわゆる“ブス”)を使っていたので、液体燃料式の点火前儀式についての経験と知識はあった。 スベア123への未練を断ち切ったのは、休眠サイクリスト時代の、親友Tとの山行である。 常に二人での山行だったので、共通装備はおのずと分担。Tはストーブおよび燃料、私はテントとコッヘルが担当で、各自が適当に購入した。 Tが購入したのはEPIのガスカートリッジとバーナーヘッドだった。言うまでも無く、プレヒートもポンピングも不要。組み立て式のヘッドをカートリッジにねじ込んで、百円ライターで着火して終りである。私はそれを見て、液体燃料式のストーブを検討するのが阿呆らしくなった。路線変更、決定。しかしTと同じEPIにするのも癪である。ストーブ購入を真面目に検討し始めた昨年、ショッピングモールのアウトドアショップを物色していたところ、有力候補に挙がったのがZippoポケットストーブだった。 ![]() ![]() ライターで有名な、あのジッポーブランドだ(勿論ライセンス生産だろうけど)。折り畳めばタバコサイズのケースに収納できるという超コンパクト設計。後にネットで調べたところ、性能も上々で愛用者も多い。デザインも悪くないし、ブランドにも引かれる。カートリッジがすっぽり収まるチタンケトルもラインナップされており、これこそ私が求めていた“ガスカートリッジ版スベア”スタイルである。 悪くないな、と思った。が、一つ問題があった。それは店頭に表示されていた“現品限り”の札である。 よくよく調べてみると、どうやら製造中止になっている様だ。燃料は同規格の他社製の物が使える様で、現実には問題無いだろう。しかし、私はそういうところはどうも妥協できないタチである。安全性がどうこういう問題ではなく、スッキリと純正品を使いたい。昔からある、そしてこれからもずっと安定して燃料とアフターサービスを供給してくれる信頼できるブランドのものが欲しい。 ならば山屋御用達のメーカーがいくらでもあるじゃないか、Tと同じEPIでもイワタニプリムスでもいいじゃないか、という事になるのだが・・・何か、プラスαが欲しい。それが何か、自分でもよく分からないままに月日が流れた。 そしてようやく、“これだ!”というブランドとストーブに出会ったのである。 (続く) えー、こんな書き方をしたらもうバレバレですね(笑)。次回、私が何を買ったのかが明らかに!(ブーイング、必至・笑)。
by james_y1964
| 2010-04-03 05:28
| 『Project究極のランドナー』
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Comments(5)
ストーブ・・・。
新調するか修理かで迷っています、ジェームスさん。 ガス2つとガソリン1つを所有してますが、オプ8Rのガソリンストーブが度々炎上します。タンクの気圧弁不良だそうです。 >えー、こんな書き方をしたらもうバレバレですね(笑)。 見当がつかない私は愚か者・・・。 軽い、コンパクト、修理不要、風に強い、どこでも買える燃料、燃費良、趣あり、そこそこ低価格。 この条件で探そうかと思ってますがそんなもん「ない」でしょうか。8R修理になりそうですね。でも外見はボロボロやし・・・。(^^)
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河っちは昔からガス派だす。
プレヒートなんて面倒くさい!アルコールなんて待ってられないっす! でも、峠越えには持って行かないです・・・。少しでも軽くしたいので・・・。トホホ・・・。 もうバレバレなんて全然分かりましぇ~ん!早く教えてくださりませ~!
kさん、こんばんは。
>オプ8Rのガソリンストーブが度々炎上 ・・怖!けど私がガソリンストーブへの踏ん切りがつかなかた理由の一つがコレなのです。テントの中で炎上すつ事を考えたら、ゾッとします。 >見当がつかない私は愚か者・・・。 いえいえ、私の書き方がちょっと遠回し過ぎました(苦笑)。 >軽い、コンパクト、修理不要、風に強い、どこでも買える燃料、燃費良、趣あり、そこそこ低価格。 理想ですねえ(笑)。ネックは『趣あり』でしょうか。『軽い』と相反するんですよね。スベア123が正にそう・・・。 >8R修理になりそうですね。でも外見はボロボロ ご存知かもしれませんが、8Rのレストア記事を見つけましたので参考まで。 ↓ こりゃ、修理して大切に使うべきかな? http://www.usui-jp.com/camptouring/tool/stove/8rrepair/8rrepair.html
河っちさん、こんばんは。
昔からガス派、って事は、始めっからって事でしょうか?・・・正解かも(笑)。 私は山岳部&サイクリング部で、嫌と言うほど灯油式ブスを使ってきましたので、ガズカートリッジ式の有難味がよ~~~く分かります。 何より軽い!プレヒートとポンピング、炎上の心配からの解放!一度使ったら、もう戻れません!だから、峠にも連れてってやって下さい(笑)。十分軽いですって! アルコールは使った事がありませんが、固形燃料(エスビットだったかなあ?)を持って行って、インスタントラーメンを作った事があります。が、湯がいつまでたっても沸かず、『ダメだコリャ』となりました。厳冬期立った事が敗因でしょう(笑)。で、アルコールも似たようなモンだろ、となって却下・・・。 道具オタクの方々にはすぐにピンと来る、某ミーハー(?)ブランドなのですぐ分かるかな、と思ったのですが・・・ちょっとヒントが少なすぎました(笑)。 ヒントは・・・いや、とっとと更新しましょう(笑)。
ある意味究極の湯沸しとしてjetboilもお勧めです。
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