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2014年 06月 15日
J『という訳で、やっとこさ詳細を公開します。』
T『MOMからもう1か月が過ぎてるっちゅーの。』 J『ベースは多分最初期型の≪ユーラシアグラン ツーリング≫だな。フレーム サイズは550mmね。』 T『ヤフオクで入手したんだよな。けどなんでそんなに古いのにしたの? もうちょっと後の型だと、程度が良いのがいくらでもあったのに。』 J『ふふふ、良い質問だ。実はこの初期型にこだわった理由は二つある。』 ①ボトルケージ直付け台座がシートチューブではなくダウンチューブにある ②wレバー台座が直付けされていない T『そういえば、モデルチェンジされた後はダウンチューブにポンプペグが 直付けされたっけ。』 J『うむ。この最初期モデルはスポルティーフやロードレーサー同様、ポンプは シートチューブ内側にセットされるようになっていた。これが“ランドナー らしくない”んだな。マニアサイクリストを目指すヤングには不評だったに 違いない。』 T『ヤングって・・・けどまあ、そういう事なんだろう。』 J『しかしだよ、ボトルケージはダウンチューブにあったほうが断然使い易い んだ。シートチューブにあった場合、ボトルを取り出す際にトップ チューブが邪魔になるんだよ。』 T『それが大多数のランドナーのスタイルではあるんだけど・・・じゃあ ポンプはどうするの?』 J『毎度おなじみ、トピーク・ミニモーフを使う事にする。アレを使ったら、 もう手押しポンプなんて使う気にならない。サドルバッグにも入るし、 ポンプペグは必要ない。シートステーのダイナモブラケットにアダプターを 付けてセットするつもりだったんだけど、MOMに間に合わなかった のだ。』 T『じゃあ、もう一つの理由ってのは・・・』 J『当初から変速機は初代サイクロンフルセットを使う計画だったのだが、その wレバーはカンパタイプ直付け台座との互換性が無い。というよりも、 初代サイクロンのwレバーは、特徴的なバンド止めタイプを使ってこそ 意味があるのだよ。ご丁寧に、滑り止め防止用金具まで直付けされて いる。これこそ正に、サイクロンwレバーを使うにふさわしいフレームだと 思わんかね?』 T『・・・はいはい。』 J『出ました、ofはやまさん作成のスペシャルデカール!』 T『コレは本当、凄いね。』 J『カタログネタにも書いたけど、フレームカラーの関係でベースのシルバー 部分をゴールドに変更してもらったのだ。これが大成功!』 T『うわ、シートチューブにも≪クロモリ≫のギャランティーシールが。』 J『これぞプロの仕事、匠の技。ofはやまさん、ありがとうございました!』 T『自転車の顔たるチェンホイールは・・・』 J『杉野・プロダイ6クランクに同ルネパターンのリングだ。歯数は使い易い 47×33T。勿論BBシャフトは純正PW‐68である。』 T『こんな貴重なパーツ、よく手に入ったなあ。』 J『クランクは髭自転車さんから、リングは港町さんからお譲り頂いた。 レストアのコンセプトにも大いに関係するし、ここはどうしても こだわりたかったんだ。髭自転車さん、港町さん、貴重なパーツを ありがとうございました!』 J『初代サイクロンは前後メカ・wレバー全てブラック塗装バージョン。 昔、シルクに一時期付けてたヤツを引っ張り出してきた。なんと インナートップには入らないという機能までついているのだ!』 T『それって、単にリターンスプリングがくたびれてるだけでは・・・』 J『そうとも言う。ガードステーのダルマは蝶ネジ仕様ね。』 T『そういや妄想カタログにはヨシダシステムズの説明が無かったぞ。』 J『大山鳴動号、メイに初めて採用したシステムだが、今回はその改良版だ。 ヨシダシステムズBタイプと命名しよう。』 T『いや、命名はどうでもいいから・・・・』 J『とまあ、ヨシダシステムズの説明はこのへんにしておいて、と。』 T『次、どんどん行こう。』 J『ガードは本所の亀甲・ライン入り。レフォールタイプっていうのかな?』 T『リフレクターも一応BS純正ね。ユーラシアの純正にしなかったのは・・』 J『ダイナモを割愛したからね。』 T『あ、そうか。』 J『ペダルはシルバンロード。初期型の、シャフトに6ミリアーレンキー穴が あけられているタイプ。』 T『プライムシルバンじゃないのか。って事は30年以上前のペダル・・・』 J『これもシルクに付けていたお古ね。クリップはいかにもクラッシック だけど、オオマエジムショで買ったミカシマの現行品。』 T『ムード重視ってとこかな。』 T『サドルは当初ウララに付けていた、ブルックススワローセレクト。この マシンにおいて最も高価なパーツである。』 T『あれ?これって猛烈なケツ痛って言ってなかったっけ?』 J『ただいまオイル塗りまくってリベンジ中。ピラーは大山鳴動号、メイから 流用したサカエP3。メイには後日、〇〇〇を付けてやることにした。』 T『・・・やるじゃん。』 J『ステアリングだけは新品を購入するしかなかった。NITTOパール SX7にRB021ブルホーンバー。ブレーキレバーもヤフオクで入手した 新品、レトロなシマノ600だ。』 T『なぜにブルホーン・・・・』 J『それを話すと長くなるから、また改めて。』 J『ライトはウララ用に買ってボツになった、トピークのボタン電池式のもの。 ベルは真鍮製、小さくて可愛いだろ?』 T『ブラケットの方がデカくて、なんだかなあ・・・』 J『それを言うなって。』 J『画像は無いけど、ハブはシマノの古いラージ、フリーはサンツアー ニューウイナー14~24、リムはマビックの650A。タイヤは ちょっとしか使っていないグランボアの38A。いずれも思いっきり 中古である。』 T『・・・あまりキレイじゃないから端折ったな。』 J『そうそう、フレームの塗装は自動車用のスプレー缶ね。オリジナルの 塗装をできるだけ剥離して、下塗り、本塗り、クリア塗装を各2回程度。 日産のパールブラックって色。一歩間違えたらジュニアスポーツ車に なるかと思ったけど、どうにか見られるかな。』 T『塗りムラは見ない事にしよう。』 今回のユーラシア復活プランには、多くの先輩、輪友のお世話になりました。 絶大なモチベーションの基になったMOM主催のkokoさん、スペシャルアドバイザーのデモ鳥さん、BBシャフトのトラブルの相談に乗って頂いた子囃子さん、剥離に際して助言頂いたやっぱりSWさん達、面倒な作業を嫌な顔一つせず引き受けて下さったサイクルベースあさひ屋島店のスタッフの方々、そしてそして心強い声援を送って頂きました多くの皆さんに、改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました!
by james_y1964
| 2014-06-15 19:16
| 『書斎にて』
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