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2013年 01月 20日
少年よ、大志を抱け!
穏やかな日曜日。質実剛健号(ツヨシ・T)が目覚めると、そこは見慣れない公園の駐車場・・・ T『何だ何だ相棒!ここはいったい何処だよ!』 J『驚かせてスマン。寝てたから起こさなかったんだ。』 T『・・・あれ?町のど真ん中じゃないか。今からサイクリングって雰囲気じゃない けれど・・・』 J『うん、高松市内の公園だ。実は大学サイクリング部の仲間、M夫婦から連絡が あってな。長男のS君がサイクリング車の購入を検討してるから相談したいって。 さっきまで食事しながら、自転車のことについて話していたのだ。』 現役時代の愛車はアトランティスツーリングで、装着したイデアル99が メンテ不足で三角木馬状態に変形したエピソードを持つ。大きな声では 言えないが、昨年末に彼は○で○○して○を○○するという大変な目に あったのだが、書くに書けない(笑)。 T『って事は、俺はランドナーのモデルとして引っ張り出されたの?』 J『そういう事。』 T『そうか、モデルね。何か照れるな。』 J『オマエも一応、東叡社フルオーダー車だからな。』 T『“一応”は余計だろ!』 ついて色々知りたくなったというのが事の起こり。“ツーリング車とは何ぞや” から始まり、延々自転車について熱く語るおっさん、はっきり言って迷惑じゃ なかったかな? 後輩である。おっさんの説明を神妙に聞くS君。 おっさん、張り切ってます。この後ツヨシに試乗して、ようやくレクチャーは終り。 (以上、写真掲載は了解済み) T『しかしS君、もうすぐ受験だろ?今自転車を買ったって、あまりサイクリングに出掛ける 時間が無いんじゃないの?』 J『そうだな。結局、受験が終わるまで色々と情報収集して、大学生になったら改めて ランドナーを選ぶ事になった。で、教科書代わりにグラフィックス社の自転車ツーリング ファーストガイドをプレゼントしたんだ。リアルタイムの情報がたっぷり載ってる、自転車 ツーリングの最良の教科書だからな。』 T『身長だって伸びるかもしれないし、新製品だって出るだろうしね。慌てる事はないよ。 それにしても、S君みたいな若い世代がちゃんとしたツーリング車に興味を持って くれるのは嬉しいね。』 J『うむ、身近な所に期待の星が現れたって気がしたよ。オジサン、思いっきり応援 するからな!知ってる知識は全部伝授するぞお!』 T『現行パーツについては除いて、だろ?』 J『それを言うな。』 (この項、終り)
by james_y1964
| 2013-01-20 20:55
| 『書斎にて』
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Comments(6)
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Dino
at 2013-01-23 21:08
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ジェームス吉田 様
若い人がランドナーに興味を持ってくれるというのは嬉しいですね。 ぜひ大学に入ってランドナー乗りになってもらいたいものです。 ただ問題は、昔のユーラシアの様に手の届きやすいエントリーモデルが無いこと。 一般的に手に入りやすいA社の燕ランドナーやF社のDボスでも約15万円・・・ショップオリジナルだと20万からって感じになってしまいます。 10万円以下でカッコいいランドナー、どこか作ってくれませんかね。 ブリヂストンさんいかがでしょうか (^^;;;
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ジェームス吉田
at 2013-01-24 04:10
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Dinoさん、おはようございます。今回、旧友の息子が選んだのが父と同じくランドナーという事で、非常に嬉しく、ついつい張り切ってしまいました(笑)。
>昔のユーラシアの様に手の届きやすいエントリーモデルが無いこと。 全く同感です。この機会に現行車を調べ回りましたが、某社の10万切るモデルにはキャリアやライトがオプションだし、結局Dinoさんの言われる通り、15万はしますねえ・・・。20万するショップオリジナルモデルは流石の出来ですが、入門者がはじめっから20万は中々手が出せないと思います。 結局は需要増大によるコストダウンしかないでしょう。BS社が本気出したらもっと安くできると思いますが、ひょっとしたら満を持してユーラシア復活を目論んでいたりして。 しかし孤軍奮闘していたエンペラーやスワローにしてみたら、面白くはないかもしれませんねえ。嬉しい様な、ちょっぴり憤りを感じる様な・・・。
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ボンド75
at 2013-01-27 08:54
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旅行用車の伝授、ジェームスさんの同輩のお父さんでは役不足なんでしょうか。
昨年末に彼は○で○○して○を○○するという大変な目 ですが、もしも私が紹介されたなら、その丸に入れるとしたらば 昨年末に彼は「女」で「失敗」して「家」を「売却」するという大変な目 になるのかな。冗談です。自宅前ではない、駐車場内のお写真にも合致しますが。 ♪君と ニュル ニュル ニュル 夜明けまで の歌詞は、満更でもなかったような、私にとっては。一家離散、木枯らしのボンドと、呼ばないで下さいね。 全くの、冗談ですから、本当に・・。^^
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ジェームス吉田
at 2013-02-01 06:19
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ボンド75さん、おはようございます。
>お父さんでは役不足なんでしょうか。 というか、彼は今やロードバイク乗りと化して、ツーリング車から縁遠くなってしまいまして・・・それゆえ、私の出番とあいなりました。 〇の文字は・・・ま、ご想像にお任せします(笑)。
いいですね~、ほのぼのとしますね~。
でも、少年にとっては のっけから 物凄いモノ魅せられて 緊張の色が隠せない面持ちの様子が観て取れますね~。 三つ児の魂・・・じゃあないですけれど、最初からホンモノと 慣れ親しむ事は、非常に大切な事だと思います。
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ジェームス吉田
at 2013-02-13 03:21
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斎藤電鉄ryuさん、ご無沙汰でっす。
ひさびさにほのぼのしましたよ~。けど嬉しいもんですね、こうやってツーリング車に興味を持ってくれるのは。 >のっけから 物凄いモノ魅せられて 凄くはないですが、一応標準的なランドナーってヤツの見本?良い意味で刷り込みになってくれれば、正直嬉しいです。 もっとも、TOEIとはいってもウチのツヨシはすっごく地味で、パッと見は一昔前のマスプロ車と全体的なイメージは大差ありませんから。駆動系が国産パーツだから、魔物っぽさが希薄なのですね。 これがおフランスパーツ満載の本物の高級車だったら、かえって引かれてたかも? ・・・・一般人にはそこまでわかりませんね、考え過ぎました(笑)。
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